![]() ![]() |
|||
前書 南都七大寺(なんとしちだいじ)は、奈良時代に平城京(南都)の周辺に存在していた朝廷の保護を受けた7つの大寺を指します。元慶03年(西暦879年)10月に清和上皇が行った大和国(奈良県)の名山巡礼以降、貴族による南都諸寺への巡拝が盛行したと言われています。 扶桑略記(ふそうりゃくき)なる古書に延長04年(西暦926年)12月09日付で「七大寺、東大寺、興福寺、元興寺、大安寺、薬師寺、西大寺、法隆寺」と記載があるそうです。但し、扶桑略記は寛治08年(西暦1094年)以降の編纂らしく、当時における168年間の時差は、どこまで正確性を担保しているかはわかりません。 |
|||
東大寺(とうだいじ) | |||
![]() 国の史跡 【東大寺旧境内】 令和02年07月21日 |
![]() 国宝 【銅造盧舎那仏坐像】 令和02年07月21日 |
||
1.東大寺 東大寺は、奈良県奈良市雑司町406-1にある華厳宗の大本山寺院です。本尊は毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)。 東大寺は、奈良時代に聖武天皇の発願によりの総国分寺として建立されました。 |
|||
![]() 神仏霊場14番札所 【東大寺】 平成26年05月28日 |
![]() 大仏めぐり 【奈良大仏】 平成24年07月08日 |
![]() 南都七大寺 【東大寺】 平成26年05月28日 |
![]() 法然上人二十五霊場11番札所 【東大寺・指図堂】 平成26年10月08日 |
興福寺(こうふくじ) | |||
![]() 国の重要文化財 【興福寺・南円堂】 平成23年11月23日 |
![]() 国宝 【興福寺・東金堂】 平成26年05月28日 |
![]() 国宝 【興福寺・五重塔】 平成26年05月28日 |
![]() 国の史跡 【興福寺旧境内】 平成23年11月23日 |
2.興福寺 興福寺は、奈良県奈良市登大路町48にある法相宗の大本山寺院です。本尊は釈迦如来。 興福寺は、藤原氏の氏寺として建立され、藤原氏の繁栄とともに寺勢を拡大した古都・奈良を代表する寺院です。 |
|||
![]() 西国三十三観音霊場9番札所 【興福寺・南円堂】 平成23年11月23日 |
![]() 南都七大寺 【興福寺】 平成25年05月19日 |
![]() 西国四十九薬師霊場4番札所 【興福寺・東金堂】 平成26年05月28日 |
![]() 神仏霊場16番札所 【興福寺】 平成26年05月28日 |
元興寺(がんごうじ) | |||
3.元興寺 元興寺は、奈良県奈良市中院町11にある真言律宗の寺院です。本尊は智光曼荼羅。 元興寺は、奈良時代には南都七大寺の一つに数えられ隆盛しましたが、平安時代以降、衰退と分裂をしていきました。 |
|||
![]() 南都七大寺 【元興寺】 平成26年05月28日 |
![]() 国の史跡 【元興寺極楽坊境内】 平成24年07月08日 |
![]() 西国四十九薬師霊場5番札所 【元興寺】 平成26年05月28日 |
|
大安寺(だいあんじ) | |||
4.大安寺 大安寺は、奈良県奈良市大安寺2-18-1にある高野山真言宗の別格本山寺院です。本尊は十一面観世音菩薩。 大安寺は「癌封じの寺」として知られています。時代の流れの中で現在はコンパクトな境内となっています。 |
|||
![]() 大安寺 平成24年07月22日 |
![]() 南都七大寺 【大安寺】 平成25年05月26日 |
![]() 大和十三佛霊場13番札所 【大安寺】 平成25年05月26日 |
![]() 神仏霊場17番札所 【大安寺】 平成26年01月22日 |
勝宝山(しょうほうざん)西大寺(さいだいじ) | |||
5.西大寺 西大寺は、奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5にある真言律宗の総本山寺院です。本尊は釈迦如来。 西大寺は、奈良時代の創建とされており、東大寺に対する西の寺として、国家鎮護の役割を担いました。 |
|||
![]() 真言宗十八本山15番札所 【西大寺】 平成24年07月08日 |
![]() 大和十三佛霊場2番札所 【西大寺】 平成24年07月08日 |
![]() 南都七大寺 【西大寺】 平成25年12月10日 |
![]() 神仏霊場23番札所 【西大寺】 平成25年12月10日 |
薬師寺(やくしじ) | |||
![]() 人と自然が織りなす日本の風景百選 【薬師寺のある奈良西の京】 令和07年01月19日 |
![]() 南都七大寺 【薬師寺】 令和07年01月19日 |
||
6.薬師寺 薬師寺は、奈良県奈良市西ノ京町457にある法相宗の大本山寺院です。本尊は薬師三尊(薬師瑠璃光如来、日光菩薩、月光菩薩)。 薬師寺は、天武天皇09年(西暦680年)に、天武天皇が皇后の病気平癒を祈願して、飛鳥の藤原京に薬師寺の建立をしたのが始まりとされています。 |
|||
![]() 国宝 【薬師寺・東塔】 平成24年05月15日 |
![]() 神仏霊場25番札所 【薬師寺】 平成25年12月10日 |
![]() 西国四十九薬師霊場1番札所 【薬師寺】 平成25年12月10日 |
![]() 東海四十九薬師霊場特別札所 【薬師寺】 令和07年01月19日 |
法隆寺(ほうりゅうじ) | |||
![]() 人と自然が織りなす日本の風景百選 【斑鳩の里・法隆寺のある風景】 令和07年01月19日 |
![]() 国宝 【法隆寺・中門】 令和07年01月19日 |
||
7.法隆寺 法隆寺は、奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1にある聖徳宗の総本山寺院です。本尊は釈迦如来。 法隆寺は、世界最古の木造建築群として知られる金堂、五重塔、中門、回廊があります。 |
|||
![]() 国の史跡 【法隆寺旧境内】 平成25年05月26日 |
![]() 南都七大寺 【法隆寺】 平成25年05月26日 |
![]() 神仏霊場26番札所 【法隆寺】 平成26年01月22日 |
![]() 新・日本街路樹100景 【法隆寺参道】 令和元年08月16日 |
唐招提寺(とうしょうだいじ) | |||
![]() 南都七大寺 【唐招提寺】 平成24年05月15日 |
8.唐招提寺 唐招提寺は、奈良県奈良市五条町13-46にある律宗の総本山寺院です。本尊は毘盧遮那仏。 唐招提寺は、唐の国から来た僧侶・鑑真和上(がんじんわじょう)が戒律を学ぶ人々のための道場として創建しました。 |
![]() 神仏霊場24番札所 【唐招提寺】 平成25年12月10日 |
|
![]() ![]() |
|||
満願 平成23年11月23日にスタートし、平成24年07月22日にゴールしました。世界文化遺産に登録されている大寺ばかりで見ごたえがありました。南都七大寺には幾つかの説が有り、最有力なのが扶桑略記にある東大寺、興福寺、元興寺、大安寺、薬師寺、西大寺、法隆寺の七寺です。次点の説が、法隆寺は斑鳩町に位置し他の七大寺と比較して遠隔にある為、法隆寺を除いて唐招提寺を七大寺にしている説です。今回は、南都八大寺として周りました。 |
|||
![]() ![]() |
|||
[南都七大寺] [真言宗十八本山] [浄土宗七大本山] [法然上人二十五霊場] [浄土真宗十本山] [臨済宗十五本山] [曹洞宗僧堂] [大寺・三山・五山] [成田山めぐり] [大仏めぐり] [文殊めぐり] [未分類の仏閣] [伝統仏教・本山めぐり]に戻る [神社仏閣めぐり]に戻る [トップページ]に戻る |