全国百選めぐり【広川町の風景】

到達記録(広村堤防)

 平成24年07月01日、令和元年09月26日他、何度か訪問しました。

 広村堤防(ひろむらていぼう)は、和歌山県有田郡広川町にある防浪堤防です。

 安政元年(西暦1854年)の南海地震津波は当時の広村に壊滅的な被害を出したそう。濱口悟陵(はまぐち ごりょう)さんは私財を投じて、いずれまた来襲するであろう津波に備えて、津波により仕事をなくした漁民や農民等村人を雇用し、高さ約5m、長さ600mの堤防を4年の歳月をかけて広村堤防を築きました。

 この堤防のおかげで昭和21年(西暦1946年)の南海地震津波では、集落を守ることに成功しています。広村堤防建設を主導した濱口悟陵さんは醤油醸造業を経営していた商人です。成功した人の模範とも言える行動を示した人です。国の史跡【広村堤防】に選ばれています。

 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【広村堤防】

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