482.日本7周目その76:屋久島探索その4
平成30年06月13日08時半からスタートです。 |
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ウィルソン株に到着です。 |
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ウィルソン株は、天正14年(西暦1586年)頃、大坂城築城若しくは方広寺建立の為に伐採されたと言われている切り株です。 ウィルソンというのは、アメリカの植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソンのことで、大正03年(西暦1914年)に樹木収集の為に現地調査したことが由来で名付けられました。 |
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ウィルソン株の内部には小さな社が鎮座しています。 湧水が流れ出ており神秘的です。社殿の中や隠されているご神体を撮影するのは不敬であったりマナー違反と看做されることもありますが、社殿の撮影は基本的にOKです。 |
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ウィルソン株に入って右下から上を見上げるとハート型を撮影できます。 うん。インスタ映えですね。インスタしてないけど。 |
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ウィルソン株を超えた辺りから本番て感じで、一気に高低差がきつくなり、しんどくなります。 苔は美しい。昔見た「白谷雲水峡」もとても美しかったですが、こちらの方が苦労もありとても美しく見えました。 |
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遊歩道はこれでもかってくらい整備されています。 序盤のように根っこを踏みながら歩くよりは良さそうだ。 |
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倒木した杉に3本の若い杉が代替わりしているのだろうか。 しんどくなったら写真撮影という名の休憩を取りながら登ります。 これぞ経験豊富な旅人の老獪な戦術です。私は意見を変えることが出来る大人です。 |
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湧水があれば飛びつきます。 ちなみに今回私が用意したのは、500mのペットボトル2つと塩飴と甘い飴と昼食用のパンです。 水は定期的に出会えるのでペットボトル1つでも良かったかも。 |
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09時40分「大王杉」に到着です。 大王杉は、縄文杉が発見されるまで、屋久島の大王として君臨した屋久杉です。 「杉の皮をはがないでください」と注意書きがありました。皮剥いだらあかんやろ。それはあかんやろ。 |
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胸高周囲11.1mの堂々とした体躯で、樹齢は紀元杉と同じ約3,000年とのこと。 |
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続けて夫婦杉です。 |
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こちらは近くまで近づけないようです。 元々杉は、近くの樹木と融合しやすい性質を持っているようですが、こちらの夫婦杉は、手を繋いだように枝同士ががっつり繋がっています。 ここまで仲良しな夫婦杉は始めて見ました。左の杉の胸高周囲は5.8m、右の杉の胸高周囲は10.9mもあるのだとか。 |
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特に名前は付いていないようでしたが、立派な杉が続きます。 |
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既に復路として歩いている観光客と出会うことも増えており、ゴールが近いことを感じさせてくれました。 正しく、神々が宿っているような御神木の中を踏ん張って歩いている気持ちで、「絶対に諦めへんぞ」と一歩ずつ登って行きます。 |
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「くぐり杉」です。 倒木が息を永らえたのでしょうか。あと少しです。 |
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苔いいなぁ。 |
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足痛いなぁ。 |
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がぶ飲みしたいときぃー! |
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生命力を感じさせてくれます。もう一息。 |
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10時27分、遂についたああああああ! |
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ガッツリ展望台が設置されており、縄文杉に触れることは出来ないようになっていました。 |
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ま、世界自然遺産の代表格なので仕方ないね。 |
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左右に移動して撮影出来るように配慮した展望台だったので良かった。 |
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諦めなかったら、必ず出来る。 何事もどんなに時間がかかっても、どんなに遠回りしても諦めなかったら必ず辿り着ける。良かった。ただ縄文杉を見ただけだけど、見れて良かった。途中で投げ出さなくて良かった。 どんなことも途中で投げ出さないこと。私の旅路にまた素晴らしい記憶が残った。 |
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観光客も大分減った所で、騒がしい集団がいた。 昨夜煩くて私の睡眠を遮った韓国人たちだ。私は少々逡巡しながらも写真を撮って欲しいと伝え、彼らは快諾して、撮影してくれた。 なるほど。仕方ない。昨夜の迷惑はこれで許してやろう。 |
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足の痛みを感じながら下山。 ウィルソン株まで戻ってきた所で、昼食にしまた。 |
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ウィルソン株に入った所で真上を撮影すると、ただの歪な穴でした。 |
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やはりインスタだ。インスタしてないけど。 |
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帰路になると、一泊予定で宮浦岳山頂を目指す人と出会いだします。 |
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トロッコ道まで戻ってきました。 |
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ヤクシカにも出会います。 |
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トロッコが走っているところは見れませんでしたが、上出来な一日でした。 往復22kmでした。温泉施設「まんてん」に浸かって今日はお仕舞いです。観光客の日帰り入浴1,400円はボッタクリと思いましたが、今日は他の温泉を探す元気も残っていませんでした。 |
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