481.日本7周目その75:屋久島探索その3
平成30年06月13日04時すぎからスタートです。 |
|
![]() |
|
午前02時、車中泊していると、韓国人4人組が煩い。深夜にハムニダハムニダ言うな。深夜は筆談で会話しなさい。 午前04時20分、バスの乗車場では既に担当者が到着しており、荷物を置いて順番取りをするようにと指示されました。 午前5時にバスが出発し30分後くらいに荒川登山口に到着です。 |
|
![]() |
|
取り合えず、私は100kgある体重が邪魔をしてスピーディーに動けないので10分ほど一服してから出発します。 周りの人の邪魔になりたくないからね。(後ろから来た人に抜かれる作業は好きになれないからな!) |
|
![]() |
|
残したい日本の音風景100選【千頭川の渓流とトロッコ】のトロッコ道です。 |
|
![]() |
|
千頭川(ちがみがわ)です。 千頭川は、宮之浦岳(みやのうらだけ)を水源に屋久島を流れる川です。 トロッコ道は、千頭川の横を走ったり横断したりしながら進みます。 |
|
![]() |
|
トロッコ道は片道8kmちょっとありますが平坦なので私でもそんなに苦労しないです。 経験豊富な旅人ほど、往路は写真少な目、復路に撮りたい写真を撮り放題にするもので、想定外にどんどん若い人を抜いていきます。(後で抜かし返されます) |
|
![]() |
|
小杉谷の休憩所を過ぎると、千頭川の中にツツジが咲き誇っているのが見えますが、上手く撮影できませんね。 |
|
![]() |
|
平坦(少しだけ上り坂)だとサクサク進めます。 06時50分「楠川別れ」というポイントの一つです。 「白谷雲水峡」からアタックした方はここからトロッコ道になります。「白谷雲水峡」には弥生杉など見所豊富で、健脚な方は縄文杉と雲水峡の両方を一日見て回れます。 |
|
![]() |
|
そろそろくたびれて来たので、写真撮影を理由に頻繁に休憩を始めます。 さっき経験豊富な感じを出したのは間違っていました。取り消します。動くとデブだからしんどいんです。 こちらは三代杉です。 三代杉は、荒川口スタートだと最初に出会う名前の付いた屋久杉です。 |
|
![]() |
|
三代杉は、現地の案内板によると、一代目が約1,200年で倒れ、倒木更新した二代目が約1,000年で伐採され、その上に切株更新した三代目の樹齢が約350年とされています。 胸高周囲4.4mとされ、根元が空洞になっており、代替わりの更新杉としての特徴がわかりやすいです。 ただ昨日の屋久杉自然館で勉強した内容によると、狭義には樹齢1,000年を超えて屋久杉と評されると学んだはずですが、切株更新だと屋久杉扱いが許されるのでしょうか。 |
|
![]() |
|
千頭川のツツジが美しい。 |
|
![]() |
|
大雨が降ったり雪解けのシーズンは濁流になりそうな川です。 |
|
![]() |
|
仁王杉(阿形)と案内されています。 仁王杉は、森林軌道沿いにあって胸高周囲8.3mの屋久杉です。樹高は情報元によってまちまちですが、九州森林管理局の情報だと樹高31.8m、推定樹齢900〜2,800年と幅広い設定となっています。 仁王杉は、阿吽の仁王像に例えられて名付けられたと推測できますが、近くにあった吽形が台風で倒れ、阿形だけになっています。 |
|
![]() |
|
トロッコの転回場所のようです。 |
|
![]() |
|
昭和の名水百選【屋久島宮之浦岳流水】です。 屋久島宮之浦岳流水(みやのうらだけりゅうすい)は、宮之浦岳から流れ出る湧水で、円形の屋久島の四方八方に流れ出ています。 |
|
![]() |
|
07時50分「大株歩道入り口」に到着です。 8km余りのトロッコ道の終着点です。 |
|
![]() |
|
水分補給も出来ます。 生水とかそんなのお構いなしにがぶ飲みしちゃいます。 ここで一服していると、かなりの数に追い抜かれていきます。みんな元気ですね。 |
|
![]() |
|
縄文杉の樹齢が7,200年というのは流石に盛り過ぎというのが最近の定説です。 先ほどの九州森林管理局の情報だと推定樹齢:1,300〜3,600年となっており、下限だと屋久杉になったばっかりやん、となります。杉の年齢を調べるのがいかに大変かということですね。 |
|
![]() |
|
よし。歩くか。 |
|
![]() |
|
名も無き屋久杉さんたちを眺めながら登山道を進みます。 なるほど、屋久杉たちの根の上を歩くのか。 観光客が増えれば増えるほど自然破壊が進むのも頷けます。 |
|
![]() |
|
翁杉(おきなすぎ)です。 翁杉は、標高約1,030mに位置しており、樹齢約2,000年、胸高周囲12.6mの大木でしたが、平成22年(西暦2010年)09月に倒木しました。 |
|
![]() |
|
翁杉は、樹高23mを超えていたようで、大部分が腐食して空洞化していたため倒木したとされています。 ここまで到着したらウィルソン株まではあと少し。 |