432.日本7周目その27:河後森城を登ろう!


 平成30年05月22日の午後からです。


 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【外泊の石垣】です。

 外泊(そとどまり)の石垣は、愛媛県南宇和郡愛南町外泊にある漁村の石垣です。


 外泊集落は、約50軒ほどの小さな集落ですが、台風や冬の強い季節風から集落を守るために石垣が整備されています。

 家の海側に面した部分には、「遠見窓」と呼ばれる小窓が設けられ、漁港からの出船入船を見守っていたと言われています。


 現地は、長い年月をかけた努力が伺える風景です。ここまでの石垣を整備してまで自分たちの集落を守りたかったんでしょうね。

 まるで城郭のように立派な石垣で守られた集落でした。


 外泊地区は、離島を除けば四国で一番アクセスが大変な立地です。

 目の前にある観光客向けの施設「だんだん館」は、火曜日が定休日なので注意が必要です。本日は、火曜日でした。


 日本の道100選【南レク街路】です。

 南レク街路は、愛媛県宇和島市津島町高田から近家に至る約2.3kmの道路です。

 南レク街路は、南予レクリエーション都市整備事業の一環として整備されたリゾート地へのアクセス道路です。


 交通量も無く活気も感じられないまるでシャッター街のような道路です。第三セクターである南レク株式会社の運営も赤字続きで行き詰まっており、もはやただの税金の無駄遣いに終わっています。

 この道路の先には、日本庭園が広がる【南楽園】があります。日本の道100選【南レク街路】の顕彰碑は、南レク街路入り口に設置されていました。


 新・日本街路樹100景【ワシントンヤシ通り】です。

 ワシントンヤシ通りは、愛媛県宇和島市にあるJR宇和島駅前にあります。

 JR宇和島駅は、JR予讃線及び予土線の終着駅です。


 ワシントンヤシの木は、南国情緒を演出しています。

 昭和39年(西暦1964年)頃に植樹された約1m程のヤシは、現在は約17mに成長しているのだとか。


 続・日本100名城【河後森城】の攻城に向かいます。

 河後森城(かごもりじょう)は、愛媛県北宇和郡(きたうわぐん)松野町松丸にある城跡です。


 河後森城は、築城年度が正確にはわかっていない城跡です。

 歴史の表舞台に登場するのは、土佐国一条氏から養子に入った河原渕教忠(かわらぶち のりただ)が城主を務めていた頃からです。


 西第十曲輪です。

 続・日本100名城【河後森城】のスタンプはここに置いてあります。

 24時間、押印可能です。こういう場所に設置のスタンプは劣化が早いので、早めに押せて良かったです。


 西第十曲輪から続々と曲輪が連なっています。

 駐車場から案内に従って登っていける親切設計で、案内板や復元施設の試みが見られます。


 河後森城は、長宗我部氏の侵攻や豊臣秀吉の四国成敗を経て、宇和島藩伊達氏の家老桑折氏の居城となるも一国一城令で廃城になったとされています。


 こちらが本丸跡地となります。


 蛇さんとも出会いましたので、ご注意ください。


 再現された門が早速、壊れています。

 こういう費用対効果がわかりにくい再現よりも案内板の充実とかアクセス道の整備の方が嬉しいかなって思うんですけど、行政の予算の付け方的にはこういう建築物を作る方が良いのかも。


 山道を抜けて一度高知県に戻って新しい道の駅「よって西土佐」に立ち寄ります。


 松山自動車道を使って順々にSAPAスタンプの回収です。

 恋人の聖地【伊予灘サービスエリア】に選ばれています。

 恋人の聖地【伊予灘サービスエリア】の顕彰碑は、上り線(松山方面)は鍵のオブジェの中に掲示されており、下り線(大洲方面)は寄り添う二人をイメージしたオブジェの中に掲示されています。


 平成の名水百選【つづら淵】です。

 つづら淵(ぶち)は、愛媛県新居浜市若水町にある湧水です。


 つづら淵には、古より龍神伝説があり、日照りの際には笹ヶ峰から持ち帰った水を注げば龍神が雨を降らせるといった内容のものです。

 現地は住宅街の中にあり、どこに車を停めようか悩みました。


 再び松山自動車道を使って「入野PA」で夕食にします。

 日替わり定食690円です。ご馳走様です。


 湯あそびひろば「三島乃湯」さんで汗を流します。

 湯あそびひろば「三島乃湯」さんは、愛媛県四国中央市三島中央1丁目16-5にある入浴施設です。日帰り入浴580円でした。


 おかしい。おかしいぞ。山城に登って汗をかいているのに、どうして出発時より増えてるんだ。

 体重の最高記録を更新してしまったぞ!?私にダイエットは無理かもしれない。

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