426.日本7周目その21:引田城跡を登ろう!


 平成30年05月19日の午後からスタートです。


 昭和の名水百選【江川の湧水】です。

 江川の湧水(えがわのゆうすい)は、徳島県吉野川市を流れる吉野川の支流である江川の湧き水です。


 江川の湧水は、年中、清澄な水が湧出し、その水温が夏季は10℃に下がり、冬季は20℃に上昇する異常水温の湧水であると現地の案内板に書かれています。


 以前はしっかり整備されていましたが、当日は放置されている状態の寂しい公園となっていました。


 東かがわ市歴史民俗資料館に続・日本100名城【引田城】のスタンプを求めて訪問しましたが、私の勘違いでここにはスタンプは設置されていません。

 私と同じように間違う人がいるようで、現地には「ここには続100名城のスタンプは置いていない」旨、書いてありました。


 こちらの引田公民館が続・日本100名城【引田城】のスタンプ設置場所です。


 続・日本100名城【引田城】の攻城口に到着です。

 引田城(ひけたじょう)は、香川県東かがわ市にある城跡です。


 現地では、駐車スペースの整備はまだのようだったので、路駐して登山です。

 他府県ナンバーが数台停まっていました。続・日本100名城の認定効果でしょうね。私も認定されるまで知らない城跡でした。


 ゆっくり登り始めましたが、大分足が動くようになっていたのでサクサク進みます。

 簡単な矢印案内があるので迷子の心配は無さそうです。


 本丸跡地に到着です。

 石垣も少しですが残っていました。


 本丸跡地からの展望です。眼下の港湾が美しいです。

 引田城は、大内氏の家臣・寒川氏のさらに家臣・四宮氏が城主として歴史の舞台に登場します。

 やがて三好氏が勢力を伸ばし、豊臣秀吉の時代には仙石秀久が入城、その後、生駒親正(いこま ちかまさ)が入城、元和元年(西暦1615年)の一国一城令で廃城となりました。


 本丸跡地を超えて、山頂近くに石のお社さんがありました。

 山頂は標高82mでした。ちょろいね!


 南の郭(曲輪)に到着です。


 引田港、美しいですね。

 瀬戸内の穏やかな波が発展させた漁港なんでしょうね。


 まだ歩けそうだったので引田灯台まで歩いてみました。

 引田灯台は、昭和29年(西暦1954年)03月に初点灯した灯台です。現地の案内板で引田灯台とされていたのでそう呼称していますが、引田鼻灯台とも表現されている方もいるようです。


 引田灯台の裏手まで周れるようになっており、裏手からの展望です。


 案内板に従ってぐるっと一周しながら巡ります。


 本丸跡地の石垣に戻ってきました。ロケーションは素晴らしいけど、遺構は少な目でした。

 ※当日は、辿り着けませんでしたが、記録を残そうと調べていると北の郭に見応え十分な石垣が残っているようです。初見では気が付きませんでしたが、再訪する機会があればまた。


 大分、陽が傾いて来ましたが、未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【安戸池】を訪問です。

 安戸池(あどいけ)は、香川県東かがわ市引田4373にある池、養殖場です。

 安戸池は、明治時代までボラ漁が盛んだったそうですが、昭和03年(1928年)から野網和三郎(のあみ わさぶろう)さんが安戸池でハマチ養殖を始めました。そのため、安戸池がハマチ養殖発祥の地とされています。

 そんなエピソードから、銅像は野網和三郎さんだと思います。


 安戸池は、ハマチ養殖の成功に伴い観光地として知られることになり、最盛期とされる昭和30年代には1日に1,000人もの観光客が安戸池に足を運んだそう。


 かおり風景100選【白鳥神社のクスノキ】を訪ねます。

 白鳥神社(しらとり/しろとりじんじゃ)は、香川県東かがわ市松原69にある神社です。

 白鳥神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の霊が白鳥となって舞い降りたという伝説が残る神社です。ご神木の楠は、樹高30m、枝張り30mの威容を誇っています。


 折角なので白鳥神社に参拝です。


 絹島温泉「ベッセルおおちの湯」さんを利用します。

 絹島温泉「ベッセルおおちの湯」は、香川県東かがわ市馬篠1200にある温泉です。日帰り入浴630円でした。


 入浴後、こちらで夕食も食べておきます。鉄火丼のセットを頂きます。

 お風呂はこんなもんだろうけど、食事はちょっと割高かなぁという印象でした。ご馳走様です。

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