411.日本7周目その6:赤木城址を登ろう!


 平成30年05月15日です。


 和歌山県から三重県に入って、新しく出来た道の駅「熊野・板屋九郎兵衛の里」に立ち寄ります。


 新しい道の駅にしては珍しく寂しい感じが漂っています。新しい道の駅は結構にぎわっていることが多いのですが。

 鹿さんの剥製があるくらいかな。


 紀和鉱山資料館に立ち寄り、続・日本100名城【赤木城】のスタンプを回収します。


 続・日本100名城【赤木城】に到着です。

 赤木城(あかぎじょう)は、三重県熊野市にある城跡です。スタンプ設置場所からかなりの距離がありました。


 赤木城は、天正14年(西暦1586年)に起こった天正の北山一揆を鎮圧するため、天正17年頃、藤堂高虎が築城したと言われています。


 石垣の保存状態が非常に良いですね。


 山間に点々と集落が存在するような場所にこんな立派な城郭が必要だったということは一揆勢が強かったのでしょうね。


 本丸跡地からの展望です。棚田が広がっています。


 当日は、私以外に登っている方は数名いたくらいで大変のどかな時間を過ごしました。


 続・日本100名城【赤木城】に選定されたからでしょうか、麓に駐車場が整備されており登りやすかったです。


 丸山神社です。

 丸山神社は、三重県熊野市紀和町丸山362にある神社です。日本の棚田百選【丸山千枚田】を見守るように鎮座しています。


 日本の棚田百選【丸山千枚田】です。

 丸山千枚田(まるやませんまいだ)は、三重県熊野市紀和町丸山にある棚田です。


 丸山千枚田は、正確な記録は残っていないものの慶長06年(西暦1601年)には既に2,240枚の棚田が存在していた記録が残っていることから、戦国時代後期の開田と思われます。


 5月なので水を張っていて綺麗です。


 立派な看板が設置されています。

 観光客を呼ぶための駐車場も所々に設置されており好印象です。


 丸山千枚田の公式サイトによると、平成初期には530枚まで棚田が減っていたそうで、平成06年(西暦1994年)に「丸山千枚田条例」の制定や地元住民らの協力により復田作業が行われ、現在の1,340枚となったとのこと。

 棚田の中心に大岩があり、休憩の為の日陰を作っていました。日本の棚田百選の中でもベスト10に入る棚田だと思います。


 最小の田圃約0.5uです。


 近づくと思っていた以上にでかい岩がポツンとあります。


 戦国時代の城郭の石垣と同じように野面積で構成されています。


 下から棚田を眺めると見事な石垣です。10段石垣に守られた城郭とかロマン溢れます。


 道の駅「熊野・花の窟」に立ち寄ります。


 道の駅の隣にある花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)を参拝します。

 花の窟神社は、三重県熊野市有馬町上地130にある神社です。


 花の窟神社は、日本最古の神社の一つと伝えられています。社殿がなく、高さ約45mの巨大な岩を御神体としています。

 神倉神社でもそうでしたが、熊野地方では岩に対する畏敬の念が強いのかもしれませんね。


 世界文化遺産【紀伊山地の霊場と参詣道】の構成要件の一つになっています。


 御朱印も頂きます。


 紀勢自動車道に乗って、「紀北PA・始神テラス」に立ち寄りました。

 始神は「はじかみ」と読むようですね。


 味噌ラーメンを頂きます。

 地元産のお米を使っているらしく、ご飯は非常に美味しかったです。

 しかしここの味噌ラーメンはなんというか上手く麺やスープと絡んでいないというか残念な仕上がりでした。ご馳走様です。

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