396.九州遠征その21:福江島に上陸!【前編】


 平成30年01月02日の午後からスタートです。


 長崎港ターミナルに到着です。

 長崎港ターミナルは、長崎市元船町17-3にあるターミナルです。一見さんの私から見ると、運航会社が4社入っていて航路も豊富に見えます。


 今回は、福江島行きのジェットフォイルの往復乗船券を購入します。往復10,620円でした。

 ぶっちゃけ、1時間ほど前に、福江島の宿に連絡して宿泊OKだったので乗船を決めた行き当たりばったりの旅路です。


 チケットを購入してからプリウス君を停めようと駐車場を探しますが、周辺の駐車場が一杯で大変困りました。仕方なく近くのイオンの警備員さんに一泊停めて良いか確認した上でイオンに駐車です。

 年末年始やもんなぁ。最初に駐車場を確保すべきでした。ターミナル横の駐車場はとてもリーズナブルな設定ですが、イオンは1時間300円です。

 乗船するのは「ぺがさす」さんです。


 1時間半ほど揺られて福江島に上陸です。もしフェリーだったら3時間以上かかります。

 人生初の五島列島です。福江島は、五島列島の南西に位置する五島列島で一番大きな島で、周辺の小さな島と併せて五島市と形成しています。人口は約33,000人位です。


 事前に連絡しておいた宿+レンタカー屋さんからお迎えがあります。

 お迎えの若者に、未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【カグラサン】を聞いてみますが、全然伝わりませんでした。まぁ普通に生きていたら【カグラサン】とは無縁でしょうね。

 年末年始なので実家帰省して手伝っているけど、普段は本土でサラリーマンをしているそう。高校卒業したら島から出る人がやっぱり多いようだ。


 島の宿・ごとう宿さんです。

 ごとう宿は、最近オープンしたばかりでとても綺麗です。宿泊代は5,000円ちょっとだったかな。清算の際、レンタカー代ガソリン代と合わせて1万円にしてくれる気持ち良さがありました。

 ここで教えてもらったのが「しまとく通貨」制度です。

 しまとく通貨は、どうやら道の駅など特定の場所に行って5,000円が6,000円分の商品券になります。20%お得に利用できるけど長崎県の島でしか使えない地域通貨という扱いの様です。

 長崎県が離島振興の為に1000円負担している制度のようです。離島の多い長崎らしい政策でとても良いと思いますが、私は上陸してから知ったので、もう少し広告宣伝をした方が集客効果ありそうです。。


 五島列島唯一の道の駅「遣唐使ふるさと館」です。


 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【カグラサン】を探しますが、これが難しい。ごとう宿さんの親父さんも知らなかったし。


 小さな集落をぐるぐるしていると発見出来ました。

 カグラサンは、長崎県の五島列島福江島にある捕鯨解体場跡地です。

 五島列島はかつては捕鯨が盛んに行われていたことが窺えますが、現在の五島列島の近海では鯨が獲れないようです。


 立派な看板がありましたが、認知度はとても低いようです。


 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【カグラサン】達成です。


 夕陽が綺麗だ…。

 …あ、日本の灯台50選【大瀬埼灯台】に間に合わないかも。


 日本の灯台50選【大瀬埼灯台】です。夕陽が沈んでしまって5分後くらいに現地に到着しました。

 大瀬埼灯台(おおせざきとうだい)は、五島列島福江島の西端、大瀬崎の断崖に建つ灯台です。


 大瀬埼灯台の麓まで歩けるそうですが、今から向かっても残念ながら真っ暗になりそうな距離感と高低差なので断念します。


 ぐるっと福江島の南側を通って市街地に戻ります。

 福江島は日本の道100選【国道384号】と長崎県道49号線で一周することが出来ます。


 年始なのでやっているお店が少ないです。

 居酒屋「おも舵いっぱい」さんで夕食にします。


 一人焼き鳥で乾杯です。(福江島にも代行屋さんがあります)


 お刺身です。とても美味しかったです。ご馳走様です。

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