387.九州遠征その12:姫島に上陸!【前編】


 平成29年12月30日です。


 国東市伊美港です。

 7時半の便に乗ろうと思っていましたが、寝坊してしまいました。まだ三日目なのに疲労が残っているのだろうか。


 便数が結構多くて助かりました。8時40分の便に乗って、伊美港から約20分ほど船に揺られて姫島に上陸です。お一人様570円です。


 姫島は、人口2,000人弱の小さな島で、国東半島の北側に浮かんでいます。

 姫島は、1島1村の姫島村となっており、大分県内で唯一の村です。

 道路標識がちゃんとあり車も走っています。信号機も1ヶ所ですが存在しており、多くの離島より一歩進んでいる感じがします。


 住宅街の中は二段構えの水路になっており、津波や大雨の対策が出来ているようです。


 姫島で四国八十八ヶ所霊場を再現しているようです。いわゆる島遍路だろうか。

 島の至る所で小さな祠と出会います。


 今回の姫島上陸における最大のターゲットは未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【姫島七不思議】です。

 最初に出会ったのは、姫島七不思議【浮洲(うきす)】です。


 浮洲は、沖合いに浮かんでいる様に見える小さな洲です。洲とは、川の中や水上にできた島や土地ことです。


 次は、姫島七不思議【千人堂】です。

 左手に階段があるのでこちらを登ります。


 ぶひーぶひー。


 大分観光地として整備が進んでいるようで案内板があります。


 正面に見える岩に、毎年タカの仲間のミサゴが巣作りをしていると案内板にありますが、ここに巣を作ったら確かに安全そうだ。


 遠目に千人堂を視認出来ます。もう一頑張りだ。

 スマートな人にとってはハイキングにも満たない散歩レベルと思われます。


 姫島七不思議【千人堂】の案内板を発見です。

 お堂の中には馬頭観音さんがいらっしゃると。馬頭観音って文字から馬の頭をした観音さんを連想しますが、不動明王みたいに憤怒の表情で三つの顔を持っている観音さんです。


 お参りしておきます。


 もう一枚案内板があり、観音崎が国の天然記念物【姫島の黒曜石産地】になっていると解説されています。

 黒曜石って縄文時代の石器というイメージが強いですが、現在も活用方法があるんだろうか。

 確かに、見渡してみても黒曜石だ。


 小学生の頃、黒曜石を見つけたら大喜びしていたのを思い出します。

 国の天然記念物なので取ったり壊したりすると、文化財保護法的にアウトなので写真撮影だけです。


 下水道行政は、市町村単位なのでマンホールも姫島村独自のものだと思います。


 島の住宅街まで戻ってくると、古いお社を発見です。お参りしておきましょう。


 姫島は、人よりも猫の方が多い印象です。

 警戒心の強い猫から近づいてくる猫まで多様ですが、天敵の少ない離島らしく猫とは沢山出会いました。


 流石にこの時期は寒そうだ。

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