385.九州遠征その10:中津城に登ろう!


 平成29年12月29日です。


 中津大神宮(なかつだいじんぐう)を参拝です。

 中津大神宮は、大分県中津市二ノ丁1273-1にある神社です。


 中津大神宮は、社伝によると、明治14年(西暦1881年)に伊勢の神宮の御分霊を奉迎し「神宮豊前教会」として中津城跡に鎮祭されたのが始まりです。

 「豊前の国のお伊勢様」として知られています。


 続・日本100名城【中津城】です。

 中津城(なかつじょう)は、大分県中津市二ノ丁にある城跡です。

 中津城は、黒田孝高(如水)が築城し、細川忠興が完成させた城郭です。享保02年(西暦1717年)、奥平氏が入り、そのまま明治維新を迎えました。


 奥平氏の城ということもあり、奥平家歴史資料館の展示には、松平元康の金溜塗具足のレプリカがありました。本物は静岡市にある久能山東照宮の博物館にあります。


 天守からの遠望です。

 中津城は、【高松城】【今治城】と並んで日本三大水城とされています。


 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【御船寄】を示す看板です。

 御船寄(おふなより)は、江戸時代に【中津城】の城域北側にある港跡です。


 引潮なのでしょうか、干上がっています。


 この石積みが遺構部分と思われます。

 御船寄は、中津藩の藩主が参勤交代に用いた「朝陽丸」や、これに随行する藩船が停泊しました。明治時代になると交易港として隆盛したようです。現在は船溜まりとして使われているようです。


 道の駅「なかつ」に立ち寄ります。


 九州西国三十三観音霊場2番札所【長谷寺】を参拝です。

 長谷寺(はせでら)は、大分県中津市三光西幕秣1893にある高野山真言宗の寺院です。

 長谷寺は、寺伝によると、慶雲元年(西暦704年)に仁聞(にんもん)が十一面観世音菩薩像を刻んで奉安したことに始まると伝えられています。

 住職さんのいらっしゃらない寺のようで、御朱印は特別札所・興山寺にて頂きます。


 九州西国三十三観音霊場3番札所【清水寺】を参拝です。

 清水寺(せいすいじ)は、大分県宇佐市清水443にある曹洞宗の寺院です。


 小さな石仏さんが祭られています。


 清水寺は、寺伝によると、養老元年(西暦717年頃)、仁聞による創建と伝わります。

 天正年間(西暦1573〜1592年)に大友宗麟の兵火で伽藍を焼失しています。江戸時代初期に再建されたと伝わります。


 九州西国三十三観音霊場4番札所【大楽寺】を参拝です。

 大楽寺(だいらくじ)は、大分県宇佐市南宇佐2077にある高野山真言宗の寺院です。


 大楽寺は、寺伝によると、元弘03年(西暦1333年)に宇佐神宮の大宮司(おおぐうじ)である到津公連(いとうづ きんつら)によって、到津氏の菩提寺として創建されたと伝わります。

 不動明王を中心として立派な石造が並んでいます。

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