362.竹田城に登ろう!


 平成29年05月31日です。


 日本100名城【竹田城】を訪ねます。

 竹田城(たけだじょう)は、兵庫県朝来市和田山町竹田にある城跡です。最近は「天空の城」として売り出されており急激に知名度が上がっていますね。

 山城の郷発のバス(タクシーも待機していますがバスだと150円でした)で途中まで運んでくれます。そこからの徒歩です。何年か前までは登城口近くの駐車場まで車で行けた記憶があるんですが…。


 平日と言うこともあり始発の8:35のバスは私と大学生くらいの男性1名だけでした。

 登城口近くの駐車場では、地元の水100円と天空の水120円が売られています。ちなみにラベルが違うだけで同じ水なんだとか。これが商売といふものです。


 入場料(入城料?)は500円です。

 各地には年配の観光案内人が配置されており、地元の雇用にも役立っている様子が窺えます。ボランティアだったらごめんね。


 実際のところ、伝承はあっても築城に関しては詳しくわかっていません。

 伝承では、永享03年(西暦1431年)に山名持豊(山名宗全/応仁の乱の西軍総大将とされた人で但馬守護も兼ねていました)が築城をしたのだとか。


 室町時代から戦国時代に移り行く頃、但馬守護・山名氏と播磨守護・赤松氏の対立の中、山名氏側の築城で播磨と但馬の国境を守る城として使われたそうですが、江戸時代に廃城されています。


 天守はないですが、非常に広大で立派な石垣群が印象的ですが、こちらの石垣は昭和46〜55年と10年事業で復旧されたもののようです(頂いたパンフレットより)。


 登山道には、一本だけ花を咲かせているササユリがあったり、石塁から生えているツツジがあったりとなかなか楽しい道中になっています。

 往路はバスを利用しましたが、帰路はバスがぐるっと周辺を回ってプリウス君を停めている「山城の郷」に戻るには徒歩戻りよりも時間がかかるということなので、歩いて戻ります。


 野生の鹿の親子にも出会ったりと、自然がしっかり残っているのが大変良いですね。近隣の農家の方はお困りかもしれませんが。


 「山城の郷」まで戻ってきました。

 丁度、レストランのオープン時間10時になっていたので早めの昼食にします。


 唐揚げ定食にします。

 大変失礼な話ですが、意外や意外!めっちゃ美味しかった!大きく切り分けられた地元但馬鶏は柔らかくジューシー。ブラジル産の冷凍唐揚げとは歴然の違いがあります。

 コシヒカリの改良品種であるヒカリ新世紀という地元米を使ったご飯も、大変美味しいです。お代わりも一杯まで無料でした。運動した後だから余計に美味しかったのかも、ですが、とても気に入りました。

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