平成26年12月28日です。
今回の旅路から縦写真のサイズを240×320から320×427に変更しました。横写真は480×320から640×480に変更しました。
前夜、まずは「横綱」で腹ごしらえをしてから広島県福山市まで移動しています。
横綱は、昭和47年に京都市南区吉祥院で生まれた屋台から見事生き残った京都ラーメンの一つです。少しずつ味が変わっている気がするけど、時代に合わせて変化しているのでしょうか。最近は美味しく感じることが多くなりました。そして葱が入れ放題なのが嬉しい。ご馳走様です。
中国三十三観音霊場8番札所【明王院】を参拝です。
明王院は、広島県福山市草戸町1473にある真言宗大覚寺派の寺院です。
明王院は、寺伝によると、大同02年（西暦807年）に弘法大師・空海が創建したと伝わります。元応03年（西暦1321年）建立の本堂と貞和04年（西暦1348年）建立の五重塔が国宝に指定されている古刹です。
後で知ったことですが、隣接している草戸稲荷神社も中々の大社で、広島県では、広島護国神社に次いで初詣の参拝客が多い神社だとか。次回の楽しみにしておきます。
中国三十三観音霊場10番札所【千光寺】を参拝です。
千光寺は、広島県尾道市東土堂町15-1にある真言宗系の単立寺院です。
千光寺は、寺伝によると、大同元年（西暦806年）の創建と伝わります。境内にある鐘楼・驚音楼（きょうおんろう）は、「音に名高い千光寺の鐘は 一里聞こえて二里響く」と言われています。また瀬戸内海の尾道水道、向島等が一望できる展望スポットになっています。
以前、残したい日本の音風景100選【千光寺驚音楼の鐘】で訪問しています。
現地では、前回見かけなかった愛染明王の格好いい御朱印帳が売っていたので連れ用と自分用に2冊購入しました。
こちらは恋人の聖地【千光寺公園】にも選ばれています。
恋人の聖地を本格的な目的地にして周ってもいいんだけど、連れと行った場所と別の女性と行った場所で間違うと大変なことになると思ったので当分、保留です。
中国三十三観音霊場特別霊場【西國寺】を参拝です。
西國寺は、広島県尾道市西久保町29-27にある真言宗醍醐派の大本山寺院です。
西國寺は、寺伝によると、天平年間（西暦729〜749年）に行基によって創建されたと伝わります。本尊の薬師瑠璃光如来坐像は国の重要文化財の指定を受けていますが、秘仏の為、見れませんでした。
中国三十三観音霊場9番札所【浄土寺】を参拝です。
浄土寺は、広島県尾道市東久保町20-28にある真言宗泉涌寺派の大本山寺院です。
浄土寺は、寺伝によると、推古天皇24年（西暦616年）に聖徳太子が開いたと伝わります。嘉暦02年（西暦1327年）建立の本堂と嘉暦03年（西暦1328年）建立の多宝塔が国宝に指定されています。
浄土時の山門から参道を眺める一枚です。
参道の上を列車が走る寺院というのは、全国でも珍しいのではないでしょうか。近江三十三観音霊場32番札所【園養寺】で、参道を線路で防がれている寺院以来の出会いです。
道の駅「みはら神明の里」で昼食です。
広島の地たこを使っているというので「たこ天丼定食」を頼みました。顎が疲れたけど、美味しかった。ご馳走様です。
日本の道100選【平和大通り】＆新・日本街路樹100景【平和大通り】です。
平和大通り（へいわおおどおり）は、広島県広島市の中心部を東西に横断する約4kmの大通りです。
平和大通りは、道路幅が100mあり、日本に3本（名古屋市に2本、広島市に1本）ある「100m道路」の一つです。名古屋市にあるのは【久屋大通】と【若宮大通】です。
世界文化遺産「原爆ドーム」です。
戦争遺産ということで、今も沈痛な空気が流れる観光地です。外国人も多い場所ですが、原爆ドームの近くでは笑い声はなく少し張り詰めたような空気が漂っています。
初めてこの場所・広島平和記念公園を訪れたのは、まだ若かりし学生の頃、広島平和記念公園にある碑文「過ちは繰り返しませんから」に我慢ならず、Uターンをした事を覚えています。
主語が一体誰であるのか。執筆者の雑賀忠義さんの意図は「全人類」を想定しているそうで、その理想は高邁であると理解はできますが、納得は出来ない私です。無慈悲に非戦闘員を焼き殺すように命令したのは、アメリカの指導者だ。
残したい日本の音風景100選【広島の平和の鐘】に選ばれています。
平和記念公園から北に少し行けば日本100名城【広島城】があります。
実は広島城で日本100名城の2周目・完！です。日本100名城が制定されてからの月日を考えれば、スタンプラリー2周目を達成したのは私が最初ではないかな、なんて思いますが確証はありません。
毎年中国地方で最も多くの初詣客が訪れる広島護国神社です。
広島城跡の堀の中にあり、屋台の準備が進められていました。アジア各地に散った英霊と、原爆投下で犠牲になった勤労奉仕学徒たちに哀悼の誠を。
広島県から山口県に抜けて、瀬戸内海沿いに西に進みます。
重要伝統的建造物群保存地区【柳井市古市金屋】を訪ねます。
柳井市古市金屋地区は、どこかの城下町とかではなく、柳井川沿いに自然発生的に形成された地区です。重伝建の中では稀有な例です。瀬戸内海交易の要衝として中世から商業都市として栄えた地区です。
明和05年（西暦1768年）の大火後、江戸時代後期から昭和初期にかけての重厚な本瓦葺の白壁の商家が並んでいます。電柱がなく、石畳が整備されており、伝統工芸品の1つである「金魚ちょうちん」が可愛らしい。良い重伝建です。
中国三十三観音霊場特別霊場【般若寺】を参拝です。
般若寺は、山口県熊毛郡平生町宇佐木1166にある真言宗御室派の寺院です。
般若寺は、寺伝によれば、用明天皇元年（西暦586年）に建立されたと伝わります。瀬戸内海の荒波を鎮めるために自らの命を捧げたとされる般若姫を弔うために建立されたと伝わります。
山口県を西へ移動しつつ発見した筑豊ラーメン山小屋さんで夕食にします。
山口県辺りから九州北部でよく見かけるチェーン店で、店内に入るとめっちゃ豚骨の臭いがします。スタンダードな豚骨ラーメンです。替え玉しちゃった。ご馳走様です。