189.日本6周目の旅その78:四国遍路その3


 平成25年12月30日です。


 四国八十八ヶ所霊場25番札所【津照寺】を参拝です。

 津照寺は、高知県室戸市室津2652-イにある真言宗豊山派の寺院です。

 津照寺は、寺伝によると、延暦年間(西暦782〜806年)に桓武天皇(第50代陛下)の勅願を受けて弘法大師・空海が開創したと伝えられています。「津(港)」を「照らす」寺として、航海安全のご利益がある寺として知られています。


 四国八十八ヶ所霊場26番札所【金剛頂寺】を参拝です。

 金剛頂寺は、高知県室戸市室戸町元乙523にある真言宗豊山派の寺院です。

 金剛頂寺は、寺伝によると、大同02年(西暦807年)に弘法大師・空海が、最御崎寺と共にこの寺を開創したとされています。24番・最御崎寺を「東寺」と呼ぶのに対し、この金剛頂寺は「西寺」とも呼ばれています。


 四国八十八ヶ所霊場27番札所【神峯寺】を参拝です。

 神峯寺は、高知県安芸郡安田町唐浜2594にある真言宗豊山派の寺院です。

 神峯寺は、寺伝によると、天平02年(西暦730年)に聖武天皇(第45代陛下)の勅願により、行基が開創したと伝わります。幕末の頃、岩崎弥太郎(三菱財閥を築いた人)の母が、息子の出世を祈願し往復20kmの道のりを21日間日参したと伝わります。


 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【伊尾木漁港石積堤】を訪ねます。

 伊尾木漁港(いおきぎょこう)は、高知県安芸市下山にある漁港です。

 近くには道の駅「大山」が整備され、アクセスはとてもしやすくなっています。尾木漁港石積堤には、恋人の聖地【大山岬/太平洋を望む伊尾木漁港石積堤】の顕彰プレートが現地にありました。恋人的なエピソードは無かったと思いますが。意外でした。


 四国八十八ヶ所霊場28番札所【大日寺】を参拝です。

 大日寺は、高知県香南市野市町母代寺476-1にある真言宗智山派の寺院です。

 大日寺は、寺伝によると、聖武天皇(第45代陛下)の勅願により、行基が大日如来の尊像を彫造し、堂宇に安置して開創されたと伝えられています。その後、寺は荒廃しますが、弘法大師・空海が弘仁06年(西暦815年)に再興されたと伝わります。


 ちょっと寄り道して、龍河洞(りゅうがどう)を訪ねます。

 龍河洞(りゅうがどう)は、高知県香美市土佐山田町にある鍾乳洞です。龍河洞は、総延長約4qの内、約1qが一般に公開されています。

 龍河洞は、【龍泉洞】や【秋芳洞】と並んで日本三大鍾乳洞の一つとされています。これで3つとも行けました。


 四国八十八ヶ所霊場29番札所【国分寺】を参拝です。

 国分寺は、高知県南国市国分546にある真言宗智山派の寺院です。

 国分寺は、寺伝によると、聖武天皇(第45代陛下)の勅願により、全国に建立された国分寺の一つとして建てられました。行基が彫ったとされる千手観音菩薩を本尊として開創されたと伝わります。その後、寺は荒廃しますが、弘法大師・空海が弘仁06年(西暦815年)に再興されたと伝わります。


 何度目かのお気に入りのレストラン「ゆず庵」で昼食です。

 昨夜とは逆で、私が鯨、彼女がカツオのタタキを注文しました。相変わらず美味かったけど、客の数と店員の数が釣り合ってないんじゃないかと思う位人手不足に感じました。ご馳走様です。

 ここで連れがスマホを放置していた為、幾つか巡礼を進めたところで、ゆず庵に逆戻りコースとなりました。怒ったりしないよ。楽しく旅したいからね。


 四国八十八ヶ所霊場30番札所【善楽寺】を参拝です。

 金剛頂寺は、高知県室戸市室戸町元乙523にある真言宗豊山派の寺院です。

 金剛頂寺は、寺伝によると、大同02年(西暦807年)に弘法大師・空海が、最御崎寺と共にこの寺を開創したとされています。24番・最御崎寺を「東寺」と呼ぶのに対し、この金剛頂寺は「西寺」とも呼ばれています。


 土佐国一宮【土佐神社】を参拝です。

 土佐神社は、高知県高知市一宮しなね2丁目16-1にある神社です。

 土佐神社は、現在の主要社殿は土佐国の戦国大名・長宗我部元親による造営と伝わります。江戸時代には神仏習合が進んで高賀茂大明神(たかかもだいみょうじん)と称されていたとか。


 四国八十八ヶ所霊場31番札所【竹林寺】を参拝です。

 竹林寺は、高知県高知市五台山3577にある真言宗智山派の寺院です。

 竹林寺は、寺伝によると、天平年間(西暦729〜749年)に行基が聖武天皇(第45代陛下)の勅願によって開創したと伝えられています。五台山の名前は、行基が唐の五台山に似ていると感じ、この地に寺を建てたことに由来します。


 四国八十八ヶ所霊場32番札所【禅師峰寺】を参拝です。

 禅師峰寺は、高知県南国市十市3084にある真言宗豊山派の寺院です。

 禅師峰寺は、寺伝によると、聖武天皇(第45代陛下)の勅願により、行基が土佐沖を航行する船舶の安全を願って、堂宇を建てたのが起源と伝えられています。境内からは太平洋や南国平野を一望できます。


 四国八十八ヶ所霊場33番札所【雪蹊寺】を参拝です。

 雪蹊寺は、高知県高知市長浜857-3にある臨済宗妙心寺派の寺院です。

 雪蹊寺は、寺伝によると、弘仁06年(西暦815年)に弘法大師・空海によって開創されたと伝えられています。その後、荒廃しますが、土佐の戦国大名・長宗我部元親が再興し、臨済宗に改宗して元親の法号「雪蹊恕三大禅定門」から「雪蹊寺」と改名されました。


 四国八十八ヶ所霊場34番札所【種間寺】を参拝です。

 種間寺は、高知県高知市春野町秋山72にある真言宗豊山派の寺院です。

 種間寺は、寺伝によると、用明天皇(第31代陛下)の時代、百済から渡来した仏師が、大阪の四天王寺建立を終えて帰国する途中、土佐沖で暴風雨に遭い、この地に避難しました。彼らが航海の安全を祈願して約145cmの薬師如来像を刻み、本尾山の山頂に祀ったのが寺の起源とされています。


 四国八十八ヶ所霊場35番札所【清瀧寺】を参拝です。

 清瀧寺は、高知県土佐市高岡町丁568-1にある真言宗豊山派の寺院です。

 清瀧寺は、養老07年(西暦723年)に行基がこの地で薬師如来像を彫って本尊とし「景山密院 釋本寺」という名で創建したのが始まりとされています。弘仁年間(西暦810〜824年)に弘法大師・空海がこの地を訪れました。本堂の北側にある岩の上で、五穀豊穣を祈願して7日間の修行を行ったと伝えられています。


 四国八十八ヶ所霊場36番札所【青龍寺】を参拝です。

 青龍寺は、高知県土佐市宇佐町竜163にある真言宗豊山派の寺院です。

 青龍寺は、昭和48年(西暦1973年)に宇佐の大橋が開通するまでは、浦ノ内湾の湾口約400mを船で渡ったそう。弘法大師・空海も青龍寺を創建するさいに、この湾を船で渡っていた。お供をした8人を残しており、その子孫が「竜の渡し」というこの渡し船を、近年まで代々守り続けてきたと伝えられています。

 本日は、こちらで時間切れです。四国巡礼の納経時間は7時から17時で統一されているのでわかりやすいです。


 高知県西部に入り、須崎市のB級グルメとして名高い鍋焼きラーメンを夕食にしました。冬には最高です!ご馳走様です!

 ただニンニクたっぷりなので、明日の御朱印担当者さんごめんなさいね。

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