全国百選めぐり【上ノ国町の風景】
到達記録(勝山館) | |
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平成30年06月29日に訪問しました。 勝山館(かつやまだて)は、北海道上ノ国町勝山にある夷王山(いおうざん)中腹に広がる館跡です。 勝山館は、寛正03年(西暦1462年)頃、武田氏出身の蠣崎信広(かきざき のぶひろ)が築城したとされています。 発掘調査では数多くの住居や出土遺物のほか、アイヌが使用した骨角器や和人墓と隣接したアイヌ墓が発掘されていることから、勝山館では、敵対的ではない形で本土出身者とアイヌ人が混住していたのではないかと考えられています。 蠣崎信広は、松前藩の祖とされています。息子の蠣崎光広(かきざき みつひろ)の時代、永正11年(西暦1514年)に松前の徳山館に本拠を移転して以降は、勝山館は副城扱いとなり、「和喜の館」と呼ばれていました。 夷王山は、標高159mの山で、山頂には社がありました。天気に恵まれれば素晴らしいロケーションと言えます。エゾヤマツツジの名所としても有名で満開となる6月には「夷王山まつり」が開催されるのだとか。 城跡としては、大きな曲輪が空堀によって守られている初期的な山城です。【上之国館跡 花沢館跡 洲崎館跡 勝山館跡】として国の史跡に、また北海道遺産【上ノ国の中世の館(たて)】として登録されています。 続・日本100名城【上ノ国勝山館】。日本名城百選【勝山館】。 |
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到達記録(石崎漁港) | |
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平成24年08月29日他、何度か訪問しました。 石崎漁港トンネルは、北海道檜山郡上ノ国町館野にある漁船用のトンネルです。 石崎漁港トンネルは、昭和09年(西暦1934年)06月20日に完成した全長45m、幅9mの半円形の断面コンクリートブロック造りです。その後、漁船の大型化がすすみ、港の拡張工事などを経て、昭和58年(西暦1983年)03月31日にトンネルは閉鎖されました。 その貴重性が評価され平成15年01月31日に国の登録有形文化財の指定を受けました。現地には、国道228号線から石崎川の南側を海側に入ることさえ出来れば発見は容易です。 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【石崎漁港トンネル航路】。 |
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