全国百選めぐり【甘楽郡の百選】

到達記録

 平成22年08月23日、令和05年01月02日他、何度か訪問しました。

 雄川堰(おがわぜき) は、群馬県甘楽郡(かんらぐん)甘楽町(かんらまち)小幡にある城下町の用水路です。

 雄川堰は、江戸時代初期、寛永19年(西暦1642年)に小幡城下に住む住民の飲料水と生活用水を確保するために建設された用水路で、世界かんがい施設遺産に登録されています。

 標高1,370mの稲含山を水源とする一級河川・雄川から取水しています。例年04月上旬には、武者行列を伴った桜祭りが行われており、人気を博しているのだとか。

 昭和の名水百選【雄川堰】

到達記録(跡倉クリッペ)

 令和07年08月13日に訪問しました。

 跡倉(あとくら)クリッペは、群馬県甘楽郡(かんらぐん)下仁田町(しもにたまち)にある地質現象です。

 そもそもクリッペとは? 山頂部が下の地層と違っていて、大地の運動によって移動してきたと考えられています。そういう現象で出来た山々をドイツ語でクリッペ(根なし山)と言います。

 下仁田町の観光協会の情報によると、下仁田町町役場から見れる川井山(かわいやま)、大崩山(おおぐいやま)、御嶽山(おんたけやま)、大山(おおやま)、鎌抜山(かまぬきやま)などが跡倉クリッペとされています。

 上記写真は、下仁田町町役場の駐車場から見た御嶽山を中心に一つ左が大山、2つ左が鎌抜山です。

 日本の地質百選【跡倉クリッペ】

到達記録(跡倉クリッペ・クリッペのすべり面)

 令和07年08月13日に訪問しました。

 下仁田町自然史館は、群馬県甘楽郡下仁田町青倉158-1にある下仁田ジオパークの拠点施設です。

 下仁田町自然史館の道路を挟んだ先には、青倉川(あおくらがわ )が流れており、跡倉クリッペのすべり面を間近で観察できる場所となっています。

 跡倉クリッペは、約1億3千万年前の海底の砂岩(跡倉層)が、約6500万年前に変成した地層の上をずり動いてきたと考えられています。ただ現地の解説板によるとどこから来たかはわかっていないそうです。

 また跡倉クリッペのすべり面の下流50m位の所に、跡倉のフェンスター(地窓)があります。こちらは古い地層(跡倉層)の下から、下の地層が顔をのぞかせているポイントになっています。

 日本の地質百選【跡倉クリッペ】

昭和の名水百選の[前]を見る 昭和の名水百選の[次]を見る
[昭和の名水百選]に戻る

日本の地質百選の[前]を見る 日本の地質百選の[次]を見る
[日本の地質百選]に戻る

[全国百選めぐり]に戻る

[トップページ]に戻る