377.東北遠征その5:入道埼灯台に行こう!


 平成29年08月15日です。


 日本の灯台50選【入道埼灯台】を訪ねます。

 入道埼灯台(にゅうどうさきとうだい)は、秋田県男鹿市北浦入道崎字昆布浦に位置する入道崎の突端に建つ灯台です。


 地名は「崎」、灯台は「埼」。全国で多々見かける使い分けですが、不思議な使い分けです。

 入道埼灯台の初点灯は明治31年(西暦1898年)11月08日です。昭和26年(西暦1951年)、コンクリート造の2代目・入道埼灯台が点灯しました。白と黒のコントラストが美しい灯台です。


 入道埼灯台からの展望です。

 晴れて良かった!


 近隣には飲食店やおみやげ屋さんが沢山あります。

 ちょっと遅めの朝食にします。


 ちょっとお高いですが、私の好きないくら丼です。美味かったー!ご馳走様です。


 残したい日本の音風景100選【風の松原】&かおり風景100選【風の松原】他、多数の100選に選ばれている風の松原(かぜのまつばら)です。

 風の松原は、秋田県能代市に広がる松原、防風林、砂防林です。


 風の松原は、江戸時代後期、寛政09年(西暦1797年)頃から海岸砂防林の植栽に着手した記録が残っています。その後も、クロマツが植栽が続けられ、「能代海岸砂防林」として整備が続き、全国においても最大級の南北14kmに広がる約700万本の松林を形成しています。

  昭和62年(西暦1987年)12月、能代海岸砂防林の愛称を公募により「風の松原」と命名され、定着しました。


 東北自動車道に戻って西仙北SAで昼食にします。


 十兵衛さんでつけ麺を頂きます。ご馳走様です。


 残したい日本の音風景100選【水沢駅の南部風鈴】を訪ねます。

 水沢駅(みずさわえき)は、岩手県奥州市にあるJR東日本の東北本線の駅です。水沢駅の前には30分無料の駐車場があります。


 140円の入場券を購入して入ります。水沢駅では、昭和38年(西暦1963年)より、駅構内に南部鉄器の風鈴が装飾されています。

 毎年6月から8月、南部鉄器による風鈴が1500個設置されます。


 チリチリーンと絶え間なく音色が響いています。

 南部鉄器は、平安時代末期に藤原清衡(ふじわら の きよひら)が近江国から鋳物職人を招き、仏具を作らせたのが始まりとされています。

 伝統工芸品として歴史の古い南部鉄器ですが、南部風鈴としての歴史は意外と浅く、昭和中期から広がったのだとか。


 日本の音風景100選【水沢駅の南部風鈴】達成です。


 続いては、かおり風景100選【盛岡の南部煎べい】です。

 南部煎餅(なんぶせんべい)は、小麦粉を原料にした煎餅の一種です。

 南部煎餅は、八戸、二戸、盛岡などの旧南部領では南部藩の野戦食として、戦国時代より食べられていたと案内があります。


 老舗白沢せんべい店さんを訪ね、断りを入れてから商品棚の撮影をさせて頂きました。こちらで実際に購入します。

 とっても健康的なお味でしたが、煎餅の香りを十分嗅げましたので達成です。


 「南部せんべい」の名称は、現在、岩手県南部煎餅協同組合が商標登録しているのだとか。

 かおり風景100選【盛岡の南部煎べい】達成です。


 日本100名城【盛岡城】です。

 盛岡城(もりおかじょう)は、岩手県盛岡市にある城跡です。


 南部利祥(としなが)さんの銅像台座です。

 南部利祥さんは、南部家第42代当主であり、日露戦争で23歳の若さで戦死されました。尊崇を集め銅像が造られましたが、大東亜戦争末期、金属供出により銅像が撤去され、台座だけが現在も残っています。

 南部氏は、鎌倉時代から現代に至るまで東北の名門として名を残しました。明治維新後は伯爵家です。


 盛岡城は、江戸時代初期に南部氏第27代目にあたる盛岡藩初代藩主・南部利直(なんぶ としなお)が築城しました。「盛り上がり栄える岡」と願いを込め、地名を「不来方(こずかた)」から「盛岡」に改めたと言われています。

 盛岡城は、本丸、二の丸、三の丸に、本丸の南側を守る淡路丸の4つの曲輪と総石垣の堂々たる城郭で、東に流れる中津川を天然の要害としています。国の史跡【盛岡城跡】です。


 現在は、岩手公園(いわてこうえん)として整備されており、岩手公園は、明治39年(西暦1906年)に、近代公園の先駆者である長岡安平(ながおか やすへい)さんの設計によって開園しました。

 平成18年には、岩手公園の開園100周年を記念して愛称「盛岡城跡公園」と名付けられています。カップルの憩いの場となっていました。


 そろそろよい時間なので本日の湯は、「喜盛の湯」さんを利用します。

 680円だったかな。炭酸泉などもあって中々心地良かったです。


 東北自動車道に入って滝沢PAで夕食にします。

 かつてキャッチフレーズ「生まれた時からどんぶりめし」に衝撃を受けた東北のローカルチェーン・半田屋さんです。

 半田屋さんは、ご飯を食べる食堂です。ご馳走様です。その後、八戸道を走ります。

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