347.中国遠征その22:大山寺に参拝しよう!
平成29年04月27日です。 職場に向かう友人を見送って、私は巡礼の続きです。 |
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建武中興十五社【名和神社】を参拝です。 名和神社(なわじんじゃ)は、鳥取県西伯郡大山町名和556にある神社です。 |
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名和神社は、弓の名手として知られる名和長年(なわ ながとし)公を祭る神社です。 |
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名和神社は、明治12年(西暦1879年)に、太政官が別格官幣社の中での名和神社の順序を湊川神社の次にすると定めたそうで、とても格式高い神社として扱われています。 |
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山陰一の名峰・大山に向かいます。 大山は、鳥取県西部に位置しており、標高1,729mは中国地方の最高峰とされます。伯耆大山や伯耆富士とも呼ばれています。 まだ時間帯が早い為か、駐車場やお土産屋さんも閑散としています。 |
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立派な山門(仁王門)がお迎えしてくれます。 観光客向けの駐車場より上の方に、参拝客用の駐車場があり、やってしまった感をいただきつつ、階段を登ります。 |
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中国三十三観音霊場29番札所【大山寺】&出雲國神仏霊場10番札所【大山寺】です。 大山寺(だいせんじ)は、鳥取県西伯郡大山町大山9にある天台宗の別格本山寺院です。 こちらは狛犬ではなく稲荷神社でよく見かける狛狐さんがお寺を守っていました。 |
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境内で息を整えながら、休憩していると寺院が開きました。私は御朱印集めを楽しんでいる「にわか」なんで、開き待ちをする熱心な信者だと思われたら恐縮です。 こちらの観音堂の御本尊は十一面観音菩薩です。 |
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大山寺は、寺伝によれば、養老02年(西暦718年)に依道(よりみち/のちに金蓮と改名)によって開かれたと伝えられています。 ある日、金色の狼を追い大山に入った依道は、地蔵菩薩の出現に感銘を受け、出家して修行に励み、地蔵菩薩を祀ったのが始まりとされています。 |
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護摩堂です。 こちらの護摩堂には不動明王が祀られています。護摩堂と名付けられた仏堂だと8〜9割の確率で不動明王が安置されていますが、時折、愛染明王が祭られていることもあります。やっぱり炎のイメージとかでそうなってるんだろうか。 護摩堂の奥には雪山が見えます。山頂まで遠そうだ。 |
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開運鐘と銘打たれておりましたので、打っておきます。 ご〜〜〜ん。 |
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こちらが本堂です。 丁度寺開きされておられました。本堂は、昭和26年(西暦1951年)に再建されたものだとか。 |
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大山寺は、最盛期には比叡山や高野山にも並ぶ勢力を誇り、戦国時代には「大山僧兵3000人」と言われるほど隆盛を極めたと伝わります。 明治時代になっての神仏分離令で大山寺の寺号も廃止されていますが、当時の明治政府は江戸幕府と上手く付き合っていた寺院が特権を持ちすぎだと判断したのでしょうか。良かったのかどうかは別にして神仏分離令という大改革を断行したのは凄いことだと思います。 |
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大山寺から大神山神社(おおがみやまじんじゃ)の奥宮へと続く石畳の参道を登っていきます。 |
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