1214.伊勢神宮と宮域林


 令和07年09月18日09時半からのスタートです。


 伊勢志摩スカイラインを使って金剛證寺(こんごうしょうじ)を訪ねます。

 伊勢志摩スカイラインは、三重県伊勢市と鳥羽市を結ぶ有料の観光道路です。

 金剛證寺は、三重県伊勢市朝熊町548にある臨済宗南禅寺派の寺院です。


 金剛證寺は、寺伝によると、天長02年(西暦825年)に弘法大師・空海が真言密教の道場として中興したと伝えられています。

 神仏習合の時代、伊勢神宮の鬼門を守る寺として伊勢信仰と結びつき、「伊勢へ参らば朝熊を駆けよ、朝熊駆けねば片参り」と言われるようになったと伝わります。


 牛さんの上に大黒天が乗っています。


 本堂で御朱印を頂きます。

 現地では日本三大虚空蔵菩薩の第一位と明記されています。


 奥之院も参拝しておきます。


 奥之院は普通な感じでしたが、参道が独特の雰囲気があり、高野山奥之院の参道のような感じです。


 朝熊山(あさまやま)山頂です。

 朝熊山は、三重県伊勢市と鳥羽市にまたがる山です。伊勢志摩国立公園の最高峰で標高は555mです。


 若干かすんでいますが、良いロケーションです。

 展望足湯もありましたが、かなりショボい感じです。


 恋人の聖地の顕彰碑と天空のポストと名付けられたポストが設置されています。

 普通に撮影してしまいましたが、下から見上げるように撮影しないと天空感が出ませんね。後から売店でレンタル箒を見かけて、あぁそういうことかと気が付いた私です。


 パールラインで気になっていたタヌキの標識をようやく撮影出来ました。


 のぼれる灯台16基【安乗埼灯台】に再訪です。


 安乗岬園地休憩舎で志摩市Aのマンホールカードを頂きます。


 休憩舎は公共施設と案内されていましたが、「きんこ芋工房上田商店」さんが運営されていたので行政からの委託でやっているのだろうか。

 釜めしがお薦めみたいでしたが時間がかかるようなのですぐ出来そうな志摩うどんにしました。ご馳走様です。


 灯台カフェとしてこじゃれた感じで雰囲気や景観も悪くないけど、ビジネス的にはかなり厳しそうなので頑張って欲しい。


 横山展望台(よこやまてんぼうだい)を訪ねます。

 横山展望台は、三重県志摩市阿児町鵜方にある標高203mの横山に設置されている展望台です。


 平成30年(西暦2018年)に横山天空カフェテラスと名称変更しているようです。ウッドデッキが整備されており、英虞湾(あごわん)を南に見下ろすことができます。

 英虞湾(あごわん)は、三重県志摩市にある志摩半島にあるリアス海岸です。英虞湾内には大小60の島が浮かんでいます。


 麓にある横山ビジターセンターでも英虞湾の紹介がありました。

 明治26年(西暦1893年)、御木本幸吉(みきもと こうきち)さんが半円真珠を世界で初めて造り、その後、英虞湾は、アコヤ貝による真珠養殖の一大産地として有名になりました。


 賢島に繋がる橋の上からの一枚です。カキの養殖イカダとはだいぶ違うのでこれが真珠養殖で間違いないだろうと思います。


 人と自然が織りなす日本の風景百選【志摩半島の英虞湾の真珠養殖】達成です。


 妻のリクエストで、近鉄志摩線の終着駅・賢島駅に立ち寄ります。

 駅スタンプが欲しかったようですが、現地にはありませんでした。代わりに「観光特急しまかぜ」を意識したポストが設置されていたので撮影です。こういう遊び心があるのは素晴らしいと思います。


 南伊勢町(みなみいせちょう)でしか見かけない警戒標識です。

 大分劣化していますが、他に現存していたこの標識はどれもかなりの劣化具合でした。


 そのまま三重県道12号線を使って北上し、伊勢神宮を目指します。

 剣峠(つるぎとうげ)です。


 剣峠より北側に宮域林(きゅういきりん)が広がっています。

 宮域林は、五十鈴川(いすずがわ)の上流に位置しており、「神宮林」とも呼ばれています。神宮では、大正12年(西暦1923年)から未来の遷宮のための御造営用材(ヒノキ)の自給自足を目指して、「神宮森林経営計画」が策定されています。

 成長が期待できる木には白ペンキで印を付けるルールのようで、大樹候補の木は、白色のペンキで二重巻き表示をし、御造営用材候補木は、白色ペンキで一重巻き表示をし、200年で直径60cm以上に育てることを目標にしているのだとか。


 内宮に到着です。

 折角なので参拝していきます。


 宮域林に妙に拘っているのは、人と自然が織りなす日本の風景百選【伊勢神宮と宮域林】に選定されていたからです。


 内宮からも宮域林に入れる所や案内板などはなく、県道12号線沿いの出入口の宮域林もいずれも立入禁止だった為、県道12号線を走破したことで達成としました。

 内宮から剣峠の間に広がっている森の殆どは宮域林だからです。


 おはらい町を訪ねます。

 おはらい町は、三重県伊勢市にある伊勢神宮(内宮)の鳥居前町(とりいまえまち)です。

 おはらい町は、約800m続くの伊勢おはらい町通りの両サイドに飲食店、お土産屋が並んでおり、おはらい町の中心部に「おかげ横丁」があります。


 おかげ横丁は、江戸時代末期から明治時代初期の雰囲気を再現しており、株式会社赤福のグループ会社が運営しています。

 人が減った時間帯に訪ねましたが、暑くてもうヘロヘロです。


 赤福氷を頂きます。ご馳走様です。


 その後、撤収しました。日帰り400qの行程でした。本日の回収スタンプです。

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